最近の新グループ過多について
HiHi Jetの疑問
お久しぶりです&ジャニワをざっくり振り返ってみる
少年たち② Snow man&関西ジャニーズJr.感想
さあ、前記事でかなり寄り道してしまいましたが各個人の感想をサクッと終わらせてしまいましょう。Snow man・関ジュに関してはSixTONESよりもざっくりとしか見ていないので分量や正確さに自信はありませんし、SixTONESとの比較が多くなってしまうと思います。またこれまで何度も書きましたようにすのの岩本くん佐久間くんを贔屓しています。そして北斗くん担当ですので絡みの多い深澤くんも分量多めになるかも知れないです。ご了承ください。あくまでも覚え書きなのですがもしお読みになった上で、不快にさせてしまったら申し訳ありません。
Snow man
私はダンスの上手な人は一番じゃないにせよ好きなのですが、すののダンスは大好きです。バラバラにも見えるんだけど結局は揃っている。ストーンズのダンスがダメというわけじゃ決してないですが、すのはグループ全体として一番ダンスが好きですね。それから舞台経験値としても全体的に低いストーンズと対したからなのか、本当に彼らの能力が高いのかはわかりませんが(何分すののセリフがある出演舞台も初めてでして…)声量も立ち回りもすごい。あとはアドリブですね。関ジュにコントがありますので薄れますがアドリブがよく利くなと。もちろんそこは個人の部分が多いので個人に回します。何というか、自分が前に出るんだという気迫が凄かったように感じましたね。
ただもっともっと彼らの個性が見たかったですね。ストーンズは良くも悪くも荒削りというか、経験値が低い=経験があまりないからこそというか、あまりアドリブを入れるだけの余白がないにも関わらず演じ方とかに個性が出ていたように感じます。ダンスとかもそういう所多かったですし。すのは確かに凄いんですが、私の中での「ジャニーズJr.」のイメージが強い(前記事参照)だけあってダンスもJr.ですね。個が薄いというか。綺麗に揃っていてパッと見誰が誰だか、と。よく見ている2人はわかるんですけれども、私はすのを見続けている人間ではないので時々わからなくなる。普段綺麗に揃ったダンスを要求される事が多いからなんでしょうかね。あとはもっとこう、立ち居振る舞いとかにも個性が欲しかった。本当はSixTONESにも同じ事が言えるのですが殊更すのにはその人、その役ならではの個性がもっと欲しかった。「ジャニーズJr.」らしいというのは時に「バックっぽい」という意味にもなってしまいます。今のすのはその要素があって、揃ってはいるんだけど私のようにすの全体をよく知らない人間からすると個性を感じづらいのかなって。それでもやっぱり今回の公演でカンパニーの核になっていたのは間違いなく経験・歴ともに長いすのであったんだろうなあというのは感じました。Snow manというグループについての知識があまりない私には彼らのどこが変わったのかはわかりません。でも確かに彼らはこの舞台の核であったように思うんです。
岩本照
すのはもういきなり岩本くんから入っていきましょう。彼はこの舞台の囚人役でメインとして扱われていた3人の中で唯一のSnow manメンバーですね。そもそも舞台を観劇するという経験があまりない私が初めて聞いた岩本くんの怒鳴り声の衝撃は多分この先忘れないでしょう。声量とか威圧感とか、そういうものが尋常じゃなかった。もちろん広い世界で見ればもっと上がいるでしょう。ただ私の中では岩本くんのあの声は忘れないと思います。怖かったですね。でも怖い中にも彼の怒鳴り声には確かに表情があったように感じるんです。ただただ抑えられない怒りを、疑問を、やるせない気持ちを。シーンによってそれが何かは違いますが、確かにぶつけていました。そしてストーンズの要である京ジェが設定からしてよそ者感すごい分岩本くんの刑務所のボス感が目立つのなんのって。前項でも述べたように岩本くんが一番強そう。ガタイがいいのも強面なのもあるけれど、何より態度がすごく堂々としてるんだよね。
ただね、生歌聴きたかったですね。ライバル。最悪他の曲口パクでも構わないからライバルだけはちゃんと歌って欲しかった。私があの曲好きなだけなんですけれども、ああいう激しい感情を持った曲ってやっぱり一番日によって変わるんじゃないかなと思うんですね。もちろん劇中歌がある以上音楽あっての劇なんで他の曲もそうなんですけど、あの曲はジェシーと岩本だけをピックアップしてきているし歌うのも2人だけで。だからこそ他は一万歩くらい譲ってありとしてこれだけはダメだろ、と。私なんかはすの担様とご縁があって岩本くんが歌下手だと散々聞かされていたので、もうそれでもいいからとりあえずちゃんとライバル歌って欲しかった…。
あと10年後のシーン。詰め込み過ぎて巻きにいってるのはわかるんですけど、もうちょっとセリフに間があった方が良かったかな…。私の好みの問題なんですけど、ある程度の間があった方が説得力があると思っていて。全体通してちょこちょこもうちょっと間が欲しいなと思う所はあったんですけど、ここは最後の最後、語りかけるシーンなだけに余計もうちょっと間が欲しかったです。
深澤辰哉
2人目は深澤くんにしましょうか。彼はこの舞台で私が一番感謝したい人です。北斗くんのアドリブをその後数日引っ張ってくれてありがとう!北斗くんの演技は深澤辰哉その人ありきだと思っています。それくらい深澤くんの兄貴があってこその北斗くんの弟感がすごいんですよ。ちゃっかり組み込んだ頭の大きさネタ、全ては深澤くんの「瓜二つ」発言からですもん。友人の影響でふっかってふわふわチャラチャラしてるイメージだったんですけれども役が入ると全然違う。どこまでも自分を押し込んでくるなという印象でしたね。そしてやっぱり頭でかい。…っていう冗談(割と本気)は置いといて、私初見後しばらく最後の語りで何故深澤くんなんだろうと考えていたんですよ。結局はあのシーンで舞台上にいる役者陣の中で最年長だから、という結論に落ち着いたんですけれども。なんていうか、語りかけるように話すのが上手だなって思いましたね。流れが速すぎて細部とかいうレベルじゃなく結構色々抜け落ちてたのでちょっとあれでしたけど、深澤くんの話し方自体はジンときました。
ただね、キーボードが当て振りにしても度が過ぎる!片手一音って!初めて上から見た時心の底からズコーッて感じでしたね。そもそもバンドシーン中の「お前らの思い、受け止めてやる!」の流れでHBCはいかがなものか(いや失恋したんかい)って感じなのにせめてもうちょっと何とかなりませんかね…あとね、これは北斗くんにも言える事なんですけれども。仲の良い兄弟であれば殴り合うフォームとかもうちょっと近付けても良かったんじゃって思う。北斗くんってひとつひとつの振りが大きいので深澤くんがちょっとスタイリッシュ過ぎるように感じて。似てない理由はあるにせよ半分は同じ血が流れている役なわけですし、顔や体格は瓜二つでは決してないんでそこらへんもっとちゃんとしたらもっともっと兄弟っぽかったのかなって。
あ、もうひとつ。何度も言うけど収監理由を言えよ!!(口悪い)慎太郎くんの所でも挙げました収監理由がわからないこの残念さ。この兄弟揃ってわかんないんですよ、収監理由。ましてやすのは語りのシーンあるのに。弟を守る為なら何でもした事と弟が変わってしまった事しかわからなかった。そしてその弟って北斗くんですよね?どう変わったの?「変わっちまった」って言い方なら悪い方向に変わったんだよね?にしては兄貴大好きな良い子過ぎない?それに守る為にした事で刑務所に入ったの?と疑問のオンパレード。結局の所、君は何をしたの?
渡辺翔太
さて、お次はさ行が残念な渡辺くんにしましょう。thだよ!th何とかthてくだthい!以前よりマシになったのか、役に入ると普段よりマシなのかは私にはわかりません。だからこそだよ。BBJやらガムシャラやら露出はあるにせよ決してメディア班ではないすの、そして渡辺くん。だからこそあまり渡辺くんに馴染みのない人は「えっ…この人何言ってんの?滑舌悪…」となりかねない。刑務所のご飯の件のだてなべはすの担でも、ましてやだてなべ厨でもない私からしても可愛いんですよ。ただ滑舌!特に叫ぶと出ますね。
ただ、嗚呼思春期の前にひとりひとり語りをする部分があるじゃないですか。あそこの渡辺くんが格好良かったですね。宮舘くんの「お前はまともなのかよ!」に対しての「わかってねえな、俺はまともだからここにいるんだと思ってる(ニュアンス)」と向井くんの「お前は何をした!」に対しての「俺は人を殺した」の部分ですね。ここのまともな件の食い気味な間と収監理由のちょっとゆっくりな間の緩急が好きで!ただ、何故「まともだからここに来た」のかは是非聞いてみたい所でしたがね。人を殺した人間がまともだとは思わないから。何かそこにまともな理由があったんならともかく、故意や過失である限り「完全に絶対にまともである」とは思えないですから。脚本書いた人に聞けよって話ですけどね。
あと渡辺くんに関して言えるのは、彼の表情ですね。私の渡辺くんのイメージとして外せないもののひとつが笑い方だったんですが、思ったより笑わないんですね。異常なまでに必死というか、真剣というか。将来どうなるかはわかりませんが今までの私はすの担ではないですし、すのを見る時はどうしても岩本くんか佐久間くんが中心になります。だから気付かなかっただけなのかも知れません。彼は決して笑顔の人ではないんでしょうね。時々異常な程眼が冷たいです。少年たちという少年犯罪者が主役の舞台だとあの犯罪者っぽさがいいですね、二面性がありそうな感じ(褒めてます)。
宮舘涼太
渡辺くんときたら宮舘くんでしょう!という事で宮舘くんです。今日も今日とてダテダテしいですね。HBC辺りなんかいい感じにカメっててダテってました。そういう個性の大安売り好きです。一目で「ダテダテしい…」ってなる。そして極めてまともな事言ってるのにズコーッとなるセリフをありがとうございます。口喧嘩をしているのに「カルシウム取らねえと骨粗鬆症になるだろ!」って!まともかよ!優男かよ!真面目な顔して言ってるのが逆に面白いよ!そういうズコーッはいいですね。色々無茶苦茶感はありますが根本はシリアスな話なので箸休め的な笑いはありがたいです。
そして宮舘くんみたいにダテダテしさ満載!と思うような独特でクセの強いタイプはあまり見てきた中にいなかったので(ストーンズはこういうクセの強い感じではないですね。個性はあるけどサラッとしてます)特にうーん…と思うような事もなかったです。ただこれもやっぱり脚本の問題になってしまうのですが、慎太郎くんと同じく阿部くんに「看守達を力づくで何とかしてくれ」と言われるにはちょっと設定が物足りない。だって岩本くんの方が強そうだから(3回目)。特に宮舘くんは傍目に最強に見える岩本くんと同じすの側ですから。「岩本はジェシーを助けに行かなきゃいけなかったから」と考える方もいるかも知れませんが、阿部の作戦の中に「ジェシーは門(でしたっけ?)の見張りを」というのがあるんですよ。その時点ではまだジェシーは捕まっていなくて、脱獄に参加するはずだった。にも関わらず役なしのがら空きだったのが京本と岩本。京本は新入りで刑務所内に詳しくなさそうだし、見た目弱そうだし(ごめんなさい)まだわかるんですよ。ただ岩本はハッキリ言って一番役に立ちそうですよね。強そうだし。まあやっぱり脚本なんですけど、その時点で岩本ががら空きだったのに阿部は宮舘を選んだ。そこに理由が欲しかったですね。確かに収監理由も慎太郎くんよりははっきりしていて「怒りに任せて父親をぶん殴った(ここの言い方も好きでしたね)」というパワー技なんですけれども、同じグループに最強であろう岩本くんがいるからこれだけじゃ物足りない。立ち居振る舞いなんかもダテダテしくていいんですけれども、今回に限って岩本くんよりも強そうに見せる工夫がもっと必要だったかも知れないですね。美勇人のカズ立ち的なやつが。でも宮舘くんクセになりそう。いいですねダテダテしくて(言いたいだけ)。
阿部亮平
次は阿部くんで。慎太郎くんに対しても宮舘くんに対しても疑問を抱かせた(ごめんなさい勝手に抱きました)あの阿部くんです。阿部くんって全体的にクセがない気がするのは私だけでしょうか。ダテダテしいという謎の宮舘語(?)ができる程度にはクセの強い宮舘くんと真反対に感じるんですよ。歌声もですし、ダンスも手足が長い分伸びやかで綺麗なんですけど基礎基本は守っている感じがするんです。彼の性格なのか、それが特徴なのかはわかりませんが…
阿部くんといえば頭が良いですよね、やっぱり。そして嗚呼思春期の前の語りもそんな内容でした。「俺は頭がキレ過ぎた、他がそれについてこれなかった!」という名(迷)言を残した阿部くんですが、何故収監理由をそこで言わなかった?多分阿部くんの収監理由は「反政府運動のリーダーをしていたから」なんですよ。引っ捕らえられてこの刑務所に入っているんだと思うんですけど。嗚呼思春期で言わなかったその肝心の収監理由が後々サラーッと本人の口から出て来るんです。問題のシーンは新人看守:西畑と囚人達の、まあ所謂コメディ要素と言える部分ですね。パンフだと「それぞれの事情」の所でしょうか。ここで西畑の「阿部って頭ええんやな」に対して「まあ、反政府運動のリーダーだからな」と。………え?ちょっと待って。それって運動の内容によっては立派な収監理由じゃないか、と。あくまで言論での運動ならこの国では現在罰せられないケースが多いですが武装とか妨害とかそんなのがあれば話は別。そしてロープ1本という古典的かつ子供騙しな方法ではありますが、あの聞く耳を持たない看守達に「囚人」という武具を持てない集団が使うには有効な方法を取る(実際は銃殺・首吊り自殺防止の為ロープも持てません)。これ、収監理由それじゃないか?と。わかりにくいわっ!サラッと流し過ぎ!まあ例によってこれも脚本なんですけどね。
佐久間大介
すののトリは佐久間くんでいきましょう。佐久間くんはなんていうか…設定が結構素だよね。先輩大好きなアニヲタって素の佐久間くんだよね。本の件、毎日西畑くんと阿部くんにバッサリやられながらよくまあ毎日違うものを持って来ましたね。人間好きなものだとああなれるんでしょうか。西畑くんに関しては時々乗っかってましたけど。そのうち宮田くん佐久間くんの次の世代が出て来るのでしょうか。その子がまた少年たちでオタク役だったら面白いね。
あと佐久間くんの歌!基本私が見るのはダンスばっかりだったので(歌っててもダンスに集中していました)歌をちゃんとじっくり聞いたのは初めてに近かったのですが、結構好きです。あんなに低く強く太く男くささ駄々漏れに歌うなんて思ってなかったです。特にHBCのソロパート「ほてるビート絡めば」の所が好きです。かっこいい!あとは曲は何にせよ歌う時につく手の振りが好き。この歌詞でもやってますよね、人差し指を交差してトントンって。佐久間くんそういうの上手いと思う。
佐久間くんに関してもここはちょっと…とはあまり思わなかったんですけども、さすがに「大事典」が書けないのはまずい。佐久間くんが書いたのは「大字典」だったんですけど、違和感があったのか字の所をバツにして平仮名に直されていました。私昔「辞典」と「事典」と「字典」の違いがわからなくなって調べた事があるのでこれは完璧にわかるんです。
①辞典
ことばや文字(漢字)に関して詳しく解説している本。言い換えるなら辞書。
②事典
事柄に関して詳しく説明されている本。多少違いますが言い換えるとするなら図鑑。
③字典
漢字に関して詳しく解説されている本。漢字辞典は言うなれば字典ですね。
こんな感じです。佐久間くんが書きたかったのは大事典。ちなみに事は確か小学校中〜高学年の漢字だったと思います…。クイズ番組とかでおバカの位置を狙うとか、そういう期待は出来るかもかも知れませんがね…一般社会人の23歳としてはやばいと思うよ、佐久間くん。
関西ジャニーズJr.
彼らをじっくり見るのは本当に初めてでしたね。担当が関東Jr.なんで、関西ってどうしても疎くて。まいジャニは友人に勧められて見てみたら面白かったんで毎週録画で見てますけれども、少し忙しくなると真っ先に溜め込んでしまいますし。あとは年に一度の少クラin関西くらいで。ただ、向井くんは結構昔からいるのでともかくとしても龍太くんの方が昔から知っているはずなのにまいジャニの存在で私の持つ知識量が西畑くんと逆転しているのが驚きました。TVの力って絶大だなと。
そして彼らには頑張って欲しいと思いましたね。全てが全力なんですよ。もちろんストーンズもすのも全力ではあるんですが、桁が違うというか。ストーンズやすのはグループの未来とか、この舞台そのものとか、そういうものを背負ってる感じはしました。でも彼らは違う。関西Jr.はグループでない分、この舞台そのものと一緒に背負うのは自分1人の未来です。でも更にそれと一緒に関西Jr.全体を背負っているように見えて。私には特に向井くんがそう見えまして。もちろん龍太くんも西畑くんもそうなんですけど、2人は役の設定として崩してはならないものが多い分そういうアピールはしにくかったかも知れないですね。向井くんは笑いの部分で登場が多かったですし、何とかやってやろう感がすごくて。コントとかそういうのは他のコンサートでも見た事はありますけど、他に比べて全力が振り切ってる。動作の1つ1つ面白いんですよね、大げさっていうか。龍太くんもコント部分ではかなり色々振り切ってましたし、後ろで見ているだけなはずの西畑くんも2人のセリフに反応して走ったり、笑ったり、何かしらのアクションを起こしていて。演技自体にもひとつひとつ力が入っていたように感じますし、すごいなあと。
ひとつ言うとすれば、看守達のあの設定ならもう少し個人プレイ感があっても良かったんじゃないかなと思います。やっぱりこちらから見ても背負うものが大きい分、どうしてもチームプレイ感が否めない。囚人役だったらそれでいいと思いますし、やっぱりみんないてこそのカンパニーなんで間違いではないと思うんですよ。でも舞台上ではもう少し個人プレイ感が欲しかったかな。西畑と向井に関してはどちらも看守長のやり方と刑務所の現状に疑問を抱いている役なのでチームプレイ感があってもいいとは思うんですけど、看守長だけは別。彼は敵でなくてはいけない人間ですから。彼が敵だからこそこの舞台は成り立って、西畑と向井が囚人に味方したからこそ出所のシーンが映えるはずなんです。何度も言いますがあくまで私個人の主観なんですけれども、もうちょっと看守長の孤高な感じというか…阿部くんじゃないですけど誰にも理解されない感じが欲しかったですね。そうしたらより「あいつらもいつか気付くだろう…俺に守られてたって事にな」っていうセリフにもっと現実味というか重みが出たんじゃないかな。
西畑大吾
関西Jr.は西畑くんからいきましょう。演技上手だなって思ったのが素直な印象ですね。このカンパニー内でポスターに名前のある15人の中でも圧倒的に後輩じゃないですか。次に歴の浅い高地くんよりほぼ2年近く後輩なんですから。…と思ったら彼も割と最近外部舞台を経験しているんですね。やっぱり外部舞台って鍛えられるものなのかな。特に前述した彼は参加していない(というかセリフがない)はずのコント部分にちゃんと参加していたのが私の中では好感でしたね。あれが台本ならすごいですし、台本じゃなかったら西畑くん推せます。私が観劇した日の中に「看守長はヤンキー」コントがあったんですよ。向井が看守長のヤンキーっぽい見た目を茶化しまくって苛立った看守長が「ヤンキーから離れろ!」と言うんですけれども。看守長的には「(俺が)ヤンキー(という話)から離れろ」って意味なんですが、向井は物理的な意味で看守長から走って逃げる=離れるんですね。その時に後ろから見ているだけ、むしろ看守長から気付かれているのかもわからない西畑も一緒になって一番近い袖に引っ込むんですよ。しかも本気で怖がってるように見える。それがすごく上手いな、と。だってあそこに西畑がいたら看守長の「ポツンと」感はなかったわけで。「おい!」だか「戻れ!」だか怒ったのも何となくうーん、ってなったかも知れない。たらればの話なので実際どう思うかはわかんないですけど。
逆にちょっとなあって思ったのはどうしようもないんですけれど、やっぱりもっと大きかったら良かったですね。囚人12人から敢えてメインを2人に絞るならジェシーくんと岩本くんですよね。身体つきの対比がおかしいんですよ、やっぱり。あの新人看守にその2人を収監しておけるだけの力があるように見えなくて。これは本当に配役上の問題で、西畑くんは何も悪くないしこれを言うのは酷なんですけれどね。
あとは本から紙を広げて、そこからストーンズが出て来る演出。もちろんこれは演出なんで西畑くん自身はここから彼らが出て来るってわかってるんですけれど、もうちょっとそこにアクションが欲しかったかな。驚くとか。あとはせっかくパフォーマンスしてるんで見惚れるとかね。そもそもあそこが何を表現する為の演出かわからないし、ハッキリ言ってただの繋ぎな気もするんで何とも言えないんですけど。こっちもそれがわからないんで西畑くんに表情があればもうちょっとあ、こうなのかなっていうイメージが出来たのかも。やっぱりたらればなんですけれどね。
向井康二
彼は前記した通り、私が3人の中で一番関西を背負っているように思った人です。敢えて名前を出す事はしませんが私は向井くんの事をどうしても「向井康二」としてではなく、「例の2人」として認識してしまうんですね。向井くんと一緒に思い浮かべる人は2人いるんですけど、どちらにしても彼はひとりじゃないとどうしても思ってしまう。そして初めて向井くんを「向井康二」として見たのがこの少年たちでした。向井くんが一番関西を背負っているように見えたのは私が思い浮かべるうちの1人である彼の存在を向井くんに感じていた事もあったかも知れません。
彼の役どころは笑いのシーンに直結するものが多かったイメージがあります。ジェシーくんとのコント、看守長とのコント、出所後に皆で集まるシーン初めの語り。一番印象的だったのがこの語りで「ここで笑っとかないともう笑う所ないですよー(ニュアンス)」の一言で。だってそもそもこれ笑う舞台じゃないんですね。確かに舞台初心者である私には途中でぶっ込んでくる箸休め的な笑いは有り難かったです。でも決してそれはこの舞台の本質ではないにも関わらず彼は笑いに全力でしたし、ここの部分でわざわざ笑顔を引き出すんですよ。彼のその言葉で笑いを零す人は少なからずいましたし、私もそうでした。私が思っただけの話ですが、それは彼がこの舞台を楽しんで欲しいと思っている表れなんじゃないかなと。この語りで向井くんは特に出演者陣に関するネタを色々喋ってましたね。でもそれは全部笑えるもので。私が一番よく覚えているのはやっぱり深澤くんの頭でかいネタでしょうか。登場した深澤くんが向井くんの頭を叩いていたのをよく覚えています。そんな小さな隙間に笑いを差し込んでくる所が関西っぽいと私は思いましたし、だからこそ彼が関西を背負っているように感じたというのもあります。
ただでも一言だけ言いたい。ジェシーの最期の所、ジェシー瀕死なのに引っ張り過ぎだよ!ジェシーが前に出て来なきゃ色々弊害があるのはわかりますがね。引っ張り過ぎな気がしました。
室龍太
大トリはカンパニー内のドン(一番先輩だからなだけ)である龍太くんです。怖かったな〜って言うのが率直な感想ですね。龍太くんって決して体格の良い方じゃないじゃないですか。それでもジェシーくんや岩本くんと並んでなお怖いと思いましたもん。私が龍太くんを見慣れないからっていうのもあったのかも知れないですが、私の中に狂気の看守長のイメージが付いちゃいました。次から龍太くんをそれ以外のイメージで見れないかも知れない。でもそれだけ龍太くんの演技がハマってたって事ですよね。ストーンズの記事に書いたように私が過去に見た少年たちは2010の日生だけなので、やっぱり看守長といえば真田くんの印象が強くて。でもそれを超えるくらい看守長=龍太くんのイメージになりましたね。もちろんDVDと生の違いはありますけれども。
だから千秋楽が意外でしたね。「プリンは栄養たっぷりん」。松竹ではそんな事言ってたの…!?看守長あんまり怖くなくすら感じる…!みたいな衝撃でした。あとは千秋楽のカテコで初めて関西Jr.が生で台本なしで喋っているのを見た経験なんですけど、龍太くんって面白くて優しそうなお兄さんなんですね。それが意外でした。いや看守長は役なんで意外って言うのも失礼な話なんですけれども。しかもそこで各グループから代表で1人ずつした挨拶の中、龍太くんが喋ったのは一言だけ。理由は「時間がないから」で。しかも一言でちゃんと会場は沸いて。凄いと思いましたね。すのすとの代表達は時間がなくてもそれなりに喋ってたんですよ。でも彼は経験からなのか本能的になのか、周囲の事も私達観客の事も考えてなのか、「時間を取らない」「でもちゃんと沸く」一言で締める。その時、このカンパニーは室龍太がいたからこそ成り立っていたのかも知れないなって思いました。座長が誰だとか主演が誰だとかじゃなくてね。もちろん龍太くんが座長だとも主演だとも思わないですし、誰がいなくてもこのカンパニーではなかったと思うんですけど。それでも龍太くんの存在って凄いんだなって。
以上が私が少年たちを観劇した上で各グループ・個人に対して持った感想です。分量もまちまちですし人によっては私の主観が強くなってしまっていたり、マイナス面が多くなってしまったり、逆にプラス面ばかりだったりと偏りはありますが全体的には面白いメンバーだったなって思います。こんなメモ書きというか吐き溜まりみたいな感想ですが誤字脱字や訂正、意見等があれば是非是非コメント頂けたらなと思います。
Snow man・SixTONESの関係性
皆様こんにちは。前記事を書いてから悩んだ結果、結局こちらを先に書く事にしました。一番ド初めの記事にも書いた通り、私はSnow man:岩本照くんに所謂浮気をした経験があります。そしてこれを書くのは初めてになりますが、佐久間くんのダンスが多分ジャニーズで一番好きなのです。少年たちを観劇する前までは両グループとも浅い浅い所で見ていた私ですが、どちらも私なりに大好きなグループであり日々の楽しみです。しかしながら両グループの発言に対して意見したい事、疑問に思う事があるんですね。それで今回このような記事を挟むことにしたのですが。ただやはり私は北斗担ですのでどうしても北斗くん、つまりはSixTONESに寄ってしまう可能性があります。あくまで個人の意見ですので批判等されても何とも言えません。温かい目で見てくだされば幸いです。
まず、前記事で少年たちのSixTONES全体・各個人に対して感想を書かせて頂きました。その中で慎太郎くんに対して、こんな事を書いたんですね。
将来的にSnow manと張るなら彼が絶対不可欠な気がします(SixTONES担の方にはすみませんが現在張れているとは私は思っていません。それは長くなるのでまた今度)。
――少年たち① 日生劇場&SixTONES感想より
これは紛れもなく私の本心であり、こう考えた瞬間からSnow manとSixTONESの現在の関係性について考えさせられたのですが。私は紛れもなくSixTONES担当と呼ばれるオタクの一員です。だからして、もちろん担当はSixTONESにいます。すの担様、失礼を言ってしまったらすみません。すとんず担様、お気に触ったらすみません。多方面に先に謝っておきます。それくらい個人の見解ですし、それくらいキツイ事を書くつもりなので。
Snow manとは何か?
こうなるとまず考えるべき事。それは「今私が大好きな自担が今後を賭けたSixTONESに勝ると思っているグループ:Snow manとは何なのか?」という事ですね。すのというグループはどうしてストーンズ担である私がそこまで言う事ができるのか、と。そりゃそうだ、誰だって自担が一番可愛いはずですからね。なんで私はそこまで言えるのか、自分でも疑問ですから。
何を隠そう、私の中で一番「ジャニーズJr.」っぽいグループがすのです。決してデビュー組っぽくないとか想像出来ないとかじゃないんですが、ジャニーズJr.と言って真っ先に浮かぶのがすのか安井くんなんです。現在のジャニーズJr.の顔といえば多分キンプリとかジェシーとか、一般知名度の高い彼らになるんでしょうね。しかし私が想像しているのはジャニーズJr.の顔ではない。「本質そのものとしてのジャニーズJr.」です。だってオタクですからね。私なんぞまだまだひよっこですが、一応多少は知っている身。ジャニーズ山があるなら5合目くらいまでいけたのでしょうか。まだまだ3合目なのでしょうか。少なくとも麓から「綺麗だねー」「上の方汚いかもよ?」なんて見上げつつ噂している人達よりは知っているという所ですね。
何故すのなのか?それは紛れもなくすのが「私の考えているジャニーズJr.」っぽいグループであるからです。以前母が見ていた番組…確か「中居正広の怪しい噂の集まる図書館」だったと思います(現在はミになる図書館)。キスマイから北山くん、セクゾから健人くん、Jr.から安井くんが出ていた回がありまして。SUMMARYか何かをモデルとしてJr.の階級みたいなものを分けていたんですよね。「煽りJr.」「モップJr.」とか他にも色々。その中で北山くん、安井くんはどれに対しても話が出る出る。頷く頷く。それに対して北斗くんと同グループにいた事もあり、私的には他の2人より近かった健人くんが「僕これやってないです…」の連続。知ってましたけどね。
このお話でピンと来た人はいるかも知れません。そう、私にとってのジャニーズJr.とは「段階を踏んで上がっている人」です。後ろの端っこの眺めも前のど真ん中の眺めも知っている、そんな人達です。だからこそ真っ先に出て来るのは安井くんであり、グループならすのなのです。
そして「基本的に何でも出来る人」というイメージがあります。いや、少し語弊があるかも知れませんね。「何でもやる人」と言った方が正しいでしょうか。ガムシャラなんかがいい例ですよね。「これをやれ」と言われて達成とはいかないまでもギリギリまで妥協せずに取り組み続ける。そしてある程度までは出来てしまう。
あとは「急な変更についていける」事もありますね。これはJr.ならほとんどの人が出来る事なのかも知れませんが、キャリアが長くバックや舞台経験が多い分すのはその能力に長けていると思うんです。だからこそすのはジャニーズJr.と言われた時に私が一番最初に思い浮かべるグループなのだと思います。個人として言うなら安井くんの次くらいでしょうか。安井くんは生徒会長的な部分があるのでやはり真っ先に浮かぶのですが、グループと言われたらすのなんです。
SixTONESとは何か?
さあ、ではすのと来たらストーンズって何なのでしょうかという所で。ここもハッキリさせておきたいと思います。まずひとつ先に書いておきますが、私は少年たちを観劇するまでSixTONESに思い入れがなかった人間です。何故なら「バカレア組」という名もない括りのイメージを払拭出来ていなかったから。私のジャニーズJr.のイメージとして、常に流れていくものだと思っているフシがあります。この「思い入れがない」という状態はまさにそれに由来していて、「思い入れを持つのが怖い」の裏返しでもあります。グループになればまだ確かだと思うんですよ。ラインとなるといつどこで消えるかわからない。1ヶ月もしないうちになくなってもおかしくないですよね。だから基本的にラインやグループに対しての思い入れは薄いです。というか、美愛の件で薄くなりました。もちろんここでのバカレア組も括りとして好きではありましたが、執着すると後々自分が悲しくなるのでそこはすっぱり割り切っていましたね。「私はバカレア担じゃない、北斗担だ」と。
だから彼らがグループとなって成立し、SixTONESとして仕事をし始めた今「彼らは私にとって何なのか?」と聞かれるととても難しいのです。まだ何とも言えない。私の中で彼らがSixTONESだと認識したのがやっとついこの前ですから。でも、結局そういう事なんだと思います。「まだ何物でもないグループ」なんだと思うんです。出来て間もないグループなので個性がバラバラでまとまりがないせいもあり、私の気持ちの整理が付いていなかったこともあってまだ「彼らはこうなんだ」という定義付けが出来ない。だからこそ彼らの未来を見たいと思う。私にとってはそういう人達なのかな、と。やっぱり括られる事が多かった人達ではあるのでそれぞれのキャラとかそういうのも他に比べればわかっている。でもまだ北斗くんがいるグループとしての認識しかしてないのかなって思うんです。
Snow manとSixTONESの関係性
いよいよ本題、冒頭に引用した過去記事の「現在は両グループは張り合えていないと思う」といった旨についてですね。というか、私としてはこの2グループが張り合うという状態がわかりません。何故なら
- グループとしての色が違う
- 似ているようで似ていない
- SixTONESはSnow manの絶対的後輩である
という3つの点が目に付くからです。
まずひとつ、グループとしての色が違うという所ですね。彼らがお互い「Kis-My-Ft2とA.B.C-Zのような関係になりたい」と言っている記事をたまに目にします。私はどちらの担当であった事もないですが、ちらっと見ただけでもやっぱり格好良かったですね。でもきっと、彼らはああなれない。そう考えた理由の1つがグループとしての毛色が違い過ぎる事にあります。エビキスの毛色が同じだとは全く思いません。ただ、あくまでもすのすとは「違い過ぎる」のです。すのはダンスが上手で苦手としているのは多分歌ですか。そしてどちらかといえば舞台向きである。ストーンズは歌に秀でた人、喋りが得意な人、アクロバットが出来る人とバラバラ。総合的に見たらメディア向けかなという感じですね。得手不得手で過去に多かった仕事が分かる事が稀にありますが、見るからにバラバラなんですよね。
先に出た図書館の言葉を借りるなら「すのは全てをある程度経験しているタイプ、ストーンズは一気にマイクJr.まで伸し上がったタイプ」。北斗くんの言葉を借りるなら「すのはもうこれ絶対美味しいってわかっている王道の具、ストーンズは色々混ざり過ぎてパッと見なんじゃこりゃ!?ってなるけど食べると案外美味しい具」みたいな。通って来た道筋も持っている知識も経験値も違うからこそ、張り合うよりは助け合うような存在の方が正しいんじゃないかな。
次に似ているようで似ていない所なのですが、前述の通りですね。そして少年たちで初披露した両グループ共に初のオリ曲にその理由がありました。SixTONESは2曲、Snow manは1曲という点で比べにくさはあるのですが、どう考えても曲調が違うんですよね。
SixTONESの1曲目「この星のHIKARI」は高音が特徴的で爽やかな曲ですよね。前向きな片想いの歌でしょうか。やはりジェシーくんと大我くんがメインボーカルと感じる曲ですね。2曲目は「BE CRAZY」、打って変わって格好良い雰囲気の曲ですが歌詞は総じて前向き。そしてどちらの曲もパフォーマンス面で言える事として「フォーメーションの変化が多い」という事ですね。但し振付けとして特別難しくはないと思います。簡単なダンスだからこそ個性が立つ印象。そしてフォーメーションをうるさくない程度に、でも頻繁に変えるから綺麗に見えます。その反面、不平等感が強くなるかも知れません。私は少しの格差はあって当然だと思っていますし、北斗くんがどの位置にいようと北斗くんは北斗くんだと思っていて。だからこそ京ジェがメインボーカル、4人はダンス中心でと言われてもそれ程嫌ではないですし、ワンコーラスに1箇所くらいソロか2人のパートがあれば満足。でも世間的にはそうじゃない人達もいて。彼らのフォーメーションというのは「ジェシー」と「京本大我」というツインボーカルだからこそ、中心があるからこそなせる技だと思っているのでそういう意味で不平等感は否めないのかな。
そしてSnow manの「ZIG ZAG LOVE」ですね。新しい曲なはずなんですけど何となく懐かしい気がします。あえてこの曲に似ているとか例える事はしませんが…そして踊るわ跳ぶわ走るわ凄かった。私は前記の通りすのなら岩本くん佐久間くんを贔屓しておりますのでその2人を重点的に観ていたのですが、まあ動く動く。特に佐久間くん。舞台の端から端まで回ったと思ったらバーッと後ろに走って今度は土台、そして跳ぶ。目まぐるしい。その代わりソロパートは割と皆同じくらいありましたね。ただ、あんなに動けるのは今のうち。ギュッと詰め込んだスピーディーなパフォーマンスは格好良いですが、今だからこその技です。この後ずっと続けられるパフォーマンスがあるのかわからない所に私の知識の浅さが出ますが…彼らのあの日のパフォーマンスはあの日でこそのものだったんだと将来思うんじゃないかなと思うんです。荒削りだったとか未熟だったとかそういう意味でも、その日はその日しかないんだから的な意味でもなくて。人間老いていくんだという意味でですね。オリ曲ではないですがHEARTBREAK CLUBも同じ。当て振りじゃない演奏だったら多少は違った感想を持ったかも知れませんが…
そして最後に、SixTONESはSnow manの絶対的後輩であるという事です。前記事を書いていた当初、私はこの記事を書く予定があまりなかったんです。でも、慎太郎くんの部分に差し掛かった辺りで違和感を感じました。
「そういえば私、彼らがエビキスのようになれると思っていない。すのすとはライバルであり仲間でもあるだろうけれど、何かが足りない。」
そう思ったんです。というか考えて考えて、結局この記事の「SixTONESとは何か?」を書き終えるまで考え続けまして。自分の言葉だけでは足りず、色々な記事を読ませて頂いて見つけた結論。それが「SixTONESはSnow manの絶対的後輩である」という所でした。至極簡単な結論に達しましたがこれが一番しっくりくる。管理人様の許可を得ていない(というかありんこメンタルなので話し掛けられるだけの勇気がない)ので引用等はしませんが、あるブログで実際のデータを用いて仰っている方がいて。すごく腑に落ちたんですね。その方はすの担、私はすとんず担なので枕詞は逆になるのかも知れませんが、確かにすとんずはすのの後輩なんです。絶対的に。入所時期や年齢で比べてもエビキスは噛み合っていてすのすとはズレがある。何よりも精神的な部分ですね。ストーンズはすのを「先輩だし経験値があるからひたすら色々吸収したい」と。そしてすのは「俺らは先輩達にしてもらった事をストーンズにしているだけ。俺らも彼らから色々吸収したい」と。それは舞台としてだけの話なのかも知れないですが、対談でも「すのはこうでこうでこうだからすごい!」「いやいや、ストーンズのこういう所はすごいよ」っていう先輩後輩特有の褒め合い方というか、そういうのがある。ストーンズのバーッと喋ってる感とすのの落ち着いてる感。そこにグループ全体として先輩後輩である認識が出てしまっているんですよね。確かにライバルなんだけど、でもこう…バチバチ感と言うには物足りない。どちらかと言うと学校の先輩、職場の指導社員みたいな。ここがエビキスとすのすとの大きな違いなのかなって。
以上の考えから、現在のすのすとは張り合えていないと思います。すのがリードといった感じかな、と。ただストーンズはあまりにも若いグループですので今後どうなるかはわかりませんけどね。でも、きっと彼らは「張り合う」というタイプの2グループじゃない。もしも今後絡む機会があるなら「支え合う」「協力し合う」方が上手くいくんじゃないかな。だって全然タイプが違いますから。「ジャニーズっぽい(と思う)」グループと「ジャニーズっぽくない(と言われている)」グループ。お互い色々ぶつけ合ったら案外そこから短所を埋める方法が出てきたりするんじゃないかと。
ただ、ここからはストーンズ担目線になりますが。慎太郎くんの箇所に書いた通り、今後両グループの短所を埋めていった時にストーンズの鍵となるのは「慎太郎くんのアクロバット」じゃないかなと思うんですね。前記の通り、すのは「ダンスとアクロバットを得意としている」グループです。そしてストーンズは「ダンスと歌なら歌、派手なアクロバットと綺麗なフォーメーションならフォーメーション」といったグループです。もしも両グループが完全なライバル化する未来があるなら、最後にストーンズの課題となるのは視覚的に楽しませる術として圧倒的にすのに劣っている事。フォーメーションの変化はいつか飽きると私は思います。そこに1つでも完成されたアクロバットが入っていたらきっと何かが起きる。すのみたいにビュンビュン跳んで回る必要はないのです。歌もフォーメーションも綺麗なのだから、間奏のラストで「わあ!」ってなるくらいで良いと思うんです。要はダンスとアクロバット中心のA.B.C-Zに対するKis-My-Ft2の二階堂くん的存在ですね。バク転とかフォーリアなら北斗くんでも良いのですが(というか私が美味しいのですが)、慎太郎くんのアクロバットは北斗くんより多彩だし安定しています。それにこれはダンスやアクロバットに限った事ではないのですが慎太郎くんは人の目を引き寄せるのが上手だと思うんです。あの体格とか、ふとした所でぶっ込んでくる笑いとか、よく通る声とか、何よりもオーラっていうんですかね。堂々としている。だからこそ、ストーンズの鍵は慎太郎くんではないのかなと。ドラマの配役ってすごいですよね。だってSixTONESって結局はバカレアがきっかけで出来たグループなんですよ。その鍵が結局慎太郎くんなんですもん。私が思っているだけかも知れないですけれど、それでもやっぱりドラマの力って絶大だと思います。
ここまで全て私個人の意見であり見解ですが、正直武器である慎太郎くんはすのと闘う為ではなくて普通にガンガン使っていって欲しいですね。ジャニーズなんていう狭い世界で通用していてもいざデビューしてみたら全然違うなんてザラだと思うので。長々と書きましたが、最終的にはどちらのグループも応援したいですし、強く大きくなって欲しいですね。いつか両グループのデビュー後、グループ揃って観覧なんてあったら嬉しいです。超長期的展望ですが(笑)
少年たち① 日生劇場&SixTONES感想
舞台楽しい!
1歩入れば超ゆったりしている!
さて、前置きはこの辺にしましょう。前置きが長かったのでストーリーについての感想は別記事にて。各人…も長くなりそうなのでSixTONESの感想からいきたいと思います。もちろんながら北斗くん中心になると思いますが悪しからず。結構辛口な事も言うかも知れませんが、あくまで私個人の意見なので戯れ言だと軽く流してくれれば幸いです。
ちなみに過去の少年たちの観劇経験はゼロ、DVDは少年たち2010の日生劇場のみ数回鑑賞しました。
SixTONES
まずはSixTONESに関してですね。この人達に関しては昔から近いラインにいる事も多かったですがあくまでも私の中では「メンバー」とか「グループ」ではなかったんですよね。グループ結成した5月1日からずっと。もちろん北斗くんが久しぶりにちゃんとしたグループの中にいる事は嬉しかったですし応援してはいましたし違和感とかそういうのがあったわけじゃないのに、なんだかまだ「バカレア組」という単なる「ライン」感が抜けなくて。頭ではわかってるんですけどSixTONESとしての現場仕事が今までなかった分何となく結び付かない。クリエCラストで幻のシックストーンズコールをしたはずなのに。でも少年たち 私的初日(序盤は予定が付かず、中盤付近) に入った時に気持ちの整理が出来ましたね。ああ、このグループがクズと言われようとカスと言われようときっとこの人達はここでやっていくんだろうなと。あ、私が言うつもりはありませんけれども。そして完全なる憶測ですけれども。ただ私が思っただけの話ですよ?本人達の気持ちは本人達にしかわからないので。ただ私Hello Broadwayを見た時に何となく「らしくないな」と思ってしまって。まとまっていない事が売りというか、そういう感じのグループになると思ってたので。まとまる時はまとまれるんだぞと。北斗くんって割とずっと まとまらない位置というか括りにいた(比べたことはないです) と思ってたので、正直びっくりしたというか。素人目に見ているとSnow manってまとまっていないようで綺麗にまとまっているんですよね。影響というか、何かしらの衝撃というかそういうものを受けたんでしょうかね。このままこぢんまりしてしまうのか、自由な所は自由なまままとまらなきゃいけない時はその要求に応えられるようになるのかは彼ら次第なんですけど、その行く先を見てみたいと思ったんですよね。これがとっかかりになって「個性はバラバラだけどまとまれるグループ」になってくれると見てるこちらも楽しいですね。少なくとも現時点で彼らにとっては良い方向に向かったんじゃないかなと。