それでも君が好き

しがないオタクのひとりごと。否定的な意見も好意的な意見も撒き散らしますが悪しからず。基本は年中自担くんにデレッとしてます。

少年たち① 日生劇場&SixTONES感想



さてさて、1つ目を書き終えてすぐに書き始めました。だってこれが書きたくてブログ始めたのでね(笑)表記上はすのすと12人での主演ということになるんでしょうか。9/4〜9/28、1ヶ月の間に5公演行って参りました。単独でないにせよ北斗くんの初主演舞台、お友達のお力を借りて限界まで頑張った甲斐あり、公演後は満ち足りた気分でいっぱいです。

まずひとつ書くにあたって、私は「舞台」というものに関してひよっこです。義務教育時代に2回ほど学年全体で観劇に行った舞台。母に付き合って一度だけ行った藤ヶ谷くんが出演した舞台。そして友人と行ったジャニーズの内部仕事である舞台。通算4回で今回の少年たちも合わせて9回ですかね。ひよっこもひよっこ、少年たちのジェシーくん風に言うならBeginnerです(なんで言った)。別に行きたくなかったというわけではなく、ただ単に北斗くんが舞台にあまり出演しなかった事、出演していた時期に関しては北斗くんから離れていた(絶賛浮気中でした)事がありますね。そしてそんな初心者の私が今回まず発見した事。それは

舞台楽しい!

楽しかったです。ええとても。ジャニオタになっていなければきっとこんな人混みには出て来ないだろうと現場の際にいつも思っている私。確かに日生劇場さんの前も混雑していましたね。開演前のホール前階段も混雑していましたね。しかし!しかしですよ。

1歩入れば超ゆったりしている!

これは今までに観たどの舞台でも感じた事で、当たり前と言っちゃなんですがコンサート会場よりとてもとてもとてもとてもゆったりしているんですよ。座席が!ロビーが!物販ブースが!雰囲気が!何よりも気持ち的に!あれが苦手な人もいるのかも知れませんが私はとても落ち着きましたね。夏にコンサート、それもスタンディングに通った身体に優しい。そんなこんなで会場としてはクリエが大好きなんですが、私コンサートより舞台の方が好きなのかも知れないです。

さて、前置きはこの辺にしましょう。前置きが長かったのでストーリーについての感想は別記事にて。各人…も長くなりそうなのでSixTONESの感想からいきたいと思います。もちろんながら北斗くん中心になると思いますが悪しからず。結構辛口な事も言うかも知れませんが、あくまで私個人の意見なので戯れ言だと軽く流してくれれば幸いです。

ちなみに過去の少年たちの観劇経験はゼロ、DVDは少年たち2010の日生劇場のみ数回鑑賞しました。



SixTONES

まずはSixTONESに関してですね。この人達に関しては昔から近いラインにいる事も多かったですがあくまでも私の中では「メンバー」とか「グループ」ではなかったんですよね。グループ結成した5月1日からずっと。もちろん北斗くんが久しぶりにちゃんとしたグループの中にいる事は嬉しかったですし応援してはいましたし違和感とかそういうのがあったわけじゃないのに、なんだかまだ「バカレア組」という単なる「ライン」感が抜けなくて。頭ではわかってるんですけどSixTONESとしての現場仕事が今までなかった分何となく結び付かない。クリエCラストで幻のシックストーンズコールをしたはずなのに。でも少年たち 私的初日(序盤は予定が付かず、中盤付近) に入った時に気持ちの整理が出来ましたね。ああ、このグループがクズと言われようとカスと言われようときっとこの人達はここでやっていくんだろうなと。あ、私が言うつもりはありませんけれども。そして完全なる憶測ですけれども。ただ私が思っただけの話ですよ?本人達の気持ちは本人達にしかわからないので。ただ私Hello Broadwayを見た時に何となく「らしくないな」と思ってしまって。まとまっていない事が売りというか、そういう感じのグループになると思ってたので。まとまる時はまとまれるんだぞと。北斗くんって割とずっと まとまらない位置というか括りにいた(比べたことはないです) と思ってたので、正直びっくりしたというか。素人目に見ているとSnow manってまとまっていないようで綺麗にまとまっているんですよね。影響というか、何かしらの衝撃というかそういうものを受けたんでしょうかね。このままこぢんまりしてしまうのか、自由な所は自由なまままとまらなきゃいけない時はその要求に応えられるようになるのかは彼ら次第なんですけど、その行く先を見てみたいと思ったんですよね。これがとっかかりになって「個性はバラバラだけどまとまれるグループ」になってくれると見てるこちらも楽しいですね。少なくとも現時点で彼らにとっては良い方向に向かったんじゃないかなと。


ジェシー

さて、個人編トップバッターは彼でいきましょう。主演も主演ですしね。まず私、彼に対して「歌がうまい」ってイメージはあったんですよ。諸々完全じゃないにせよJr.の中に突っ込んだら(実際Jr.ですけど)そりゃ上位なんじゃ…って感じで。ただでも今回実際にバラードやらアップテンポな曲やら高音やら低音やらどっさり詰め込まれたのを聞いてみると彼、声も綺麗なんですね。
でも意外と姿勢が良くない。ジェシーくんって常に立ち姿がピシッとしていて姿勢が良いと思っていたんですけど、岩本くんと並ぶと首猫背っていうんですかね?あれが気になりまして。
あとこれは役というか脚本なんですけれども、「日本語が苦手なアメリカ人」設定にしては喋れ過ぎじゃないかな。2幕終盤の撃たれた後のシーン、咄嗟にあんな高度な日本語出てきますかね?多分私は無理です。生粋の日本人ですが無理だと思います。それに特効付いてた位置からして撃たれたのは胸を2発ですよね?よくあんなに喋れて動けましたね。それからこれは演技指導か彼の演技がわかりませんが、撃たれる瞬間の所に無駄な動きが多いように感じました。私には特効がない以上 直接当たってないであろう銃声(特効2発に対し銃声4発) まで動いているのが不自然に見えてしまって。
良い所を挙げるなら彼の過去出演ドラマを見る限り、どちらかというと彼は役を引き寄せるタイプの俳優だと思っています。それが今回普段のジェシーくんとは違う「ジェシー」という役を演じるのに良かったのではないかな、と。よく今回の少年たちに「話を詰め込み過ぎ」という意見を書いている方がいますが私も最初に思った事はそれでした。中でも特にジェシーの設定が混んでいたように感じて、終わった後はあれをよくあそこまで演じ切ったなと感じました。だって連ドラならともかくさ?幕間除いて約2時間、しかも20分程ショータイムですから1時間半強ですか。その1時間半強の中に多分1時間全10話の主人公ぐらい設定詰め込みましたよね?よく頑張りましたよ(どこ目線だよ)。


京本大我

次は大我くん。ジェシーくんの設定が混み合っていたのに対して彼はあっさり、むしろ希薄にすら感じました。出番は多いんですよ。ただ設定がジェシーくんの濃さの分余計薄く感じてしまって。きっと1時間半強の舞台の登場人物としては大我くんがちょうどいいくらいなんだと思いますし、2010の設定に一番近いのが彼なんじゃないかと思うんですけれども、前述の通りそもそもの観劇経験があまりないので憶測の範囲を出ません。役としては2010の戸塚くんから日記要素と策略家要素をマイナスした感じかな。あとは死なない。そう、死なないんですよ。脱獄失敗してちゃんと出所した後、独りでどうしたんでしょうね。
彼への感想を大まかに述べるならさすが外部舞台をみっちり長丁場で経験しただけありますね。しつこいようですが観劇経験の少ない私には入り込みやすい要素が彼でした。いい感じにジャニーズっぽいのですがきちんと俳優の良さがある。感情が昂った時の歌につく手の振り、涙ながらに語りかけるシーンで思わずそうだよね…!と思ってしまう共感の誘い方、そして生まれ持った声で紡ぎ出す歌とジャニーズにいるからこそのダンス。彼には涙する役が似合いますね。ついいつか幸せになってほしいと思ってしまいます。
ただひとつ言うとしたら。私は2幕終盤、深澤くんと向井くんの語りの後に大我くんが空に向かって「そうだね、ジェシー…!」と問い掛けるシーンがとても好きなのですが、終盤に向かうにつれてジーンとこなくなりました。慣れたというわけではないのです。大我くんが泣いた後のあの細い声で、つい庇護したくなってしまうあの声で言うあのセリフが好きだったのですが、終盤向かうにつれて演技が変わっていったんですね。それが大我くんの答えで、大我くんの演じ方なんだと思いますが…私は前者が好きだったというだけの話です。ごめんなさい。
それから劇中歌のLOVE、ジェシーくんは感想が長引き過ぎて彼の所に書けなかったので大我くんの所にお邪魔します…!とても綺麗でした。1度目と2度目で歌い方を変えていたのか、なんだか雰囲気が少し違って。いずれ出来れば曲毎のレポも書けたらと思うのですが、京ジェでハモるとなんでこんなに綺麗なんでしょうね。


森本慎太郎

次は慎太郎くん改め、慎ちゃんにしましょうか。見た目も中身も強くゴツくなり、あんなに可愛かったのに今やゴリr((とまで呼ばれて慎ちゃんというあだ名が似合わなくなってしまった彼。なんで今更慎ちゃんなのか…そう、この舞台に相違ありません。特に京本が収監された日のシーンなのですが、京本を悪気なく殴り付けたり軽快に踊ったりとどうにも天真爛漫というかちょっと度が過ぎるというか、年下っぽいような子供っぽいような描写に感じたんですよね。2人に体格の差がかなりあるので京本を殴り付けた時の絶対的悪者感が凄いですけれども…。彼も声がよく通るのでこういう舞台の時、聞き取りやすいのかな。アクロバットも堪能ですし、将来的にSnow manと張るなら彼が絶対不可欠な気がします(SixTONES担の方にはすみませんが現在張れているとは私は思っていません。それは長くなるのでまた今度)。ただ、彼が捕まった理由がわからないのが惜しい!2幕の脱獄部分で阿部くんが「慎太郎と宮舘は力づくで看守を何とかしてくれ」といった計画を立てるのですが、パワー技が得意なのが見た目から…というのは残念。だって見た目だけなら正直岩本くんが誰よりも強そうですもん。「力任せに殴ったら相手が吹っ飛んで当たりどころが悪くて重症」くらいの罪状があれば納得したかも。もういっそ地元で有名な不良設定とかね。彼自身の演技に関してはなんとも言いがたいですね…もうちょっと彼の演技を見たかったです。基本的に北斗くんを見ている事が多いので、もっとそれぞれの出番が欲しかったですね。


田中樹

次は樹くんで!樹くんといえばやっぱりクモコント(?)ですよね。高地くんの見せ場でもあるんですが、私はここの京樹の絡みを友人に嫌というほど聞かされてとても印象に残っているんです。全ては大我くんのさじ加減と言ってしまえばそれまでなんですがね。
観劇されていない方・自分の覚え書きの為に書いておくと、クモのお2人はどうやら自分達の自己紹介を聞いて欲しい人達みたいなんですね。「俺らがなんで捕まったか、聞きたいだろー?」と。それに対して大我くんが飛び付く日と冷たい日がありまして。飛び付く日は樹くんに対して「聞きたい聞きたい!」みたいな具合に後ろから抱きついてみたり揺すってみたりするんですけれども。それに満更でもなさそうな、止めているのに笑顔の樹くんが不覚にも可愛らしくてですね。逆に冷たい日に何も言ってくれなかったり「全然?」とか言われてしまった日のえっ?みたいな樹くんが可笑しくてですね。とにかくここのシーンが好きでしたね。
歌に関しては多分声質なんですが、ちょっとすぼまった感じで聞き取りにくい箇所があるかも。広範囲に響くというよりは一点ピンポイントで音声マイク(スタジオとかで使う大きなやつ)とかに伝わりやすいんじゃないでしょうか。
あと彼も姿勢悪いですか…?改めて舞台で見るとどうも小さく見えるんですよね。細いからですかね?それとも物理的に身長が小さいの?でもSixTONESの身長ってジェシーくん以外はわりかし似たりよったりだよね?皆が伸びたの?


高地優吾

さて、SixTONES5人目は高地くんでいきましょう。彼、ダンス上手くなりましたよね。少しかも知れないですが少なくともサマステの時からは全然違うように感じました。シュッとしたと言いますか。オリ曲の2曲もそうなんですけれども、特にHBWで感じましたね。やっぱり本人達も各所で言っていてグループでの感想にも書いた「まとまる所はまとまる」という部分に関係しているんでしょうか。
彼の私的悪い部分を挙げるとするなら手の振りが大げさすぎる事が一番ですね。振りのない曲を歌う時、手の振りを付けると個性が出ます。これは舞台に限った事ではありませんけれども、例えばこの少年たちのクライマックスの「あいつの分も生きる」「君にこの歌を」なんかはそうですね。彼をちらちら見ていると、「あいつの分も生きる」は何というか、手が彷徨っているんですよ。でも「君にこの歌を」は動作に関する歌詞が多いので、彼は歌詞通りに振りをつけているのがわかります。空見上げ、と言われれば空を見上げる。手を振ってくれと言われれば手を振る。それはいいんですが、どうにも動こうとし過ぎているのかなんだか落ち着かない印象があるんですよ。その点似たような動きをする佐久間くんや私が上手だと思った大我くんはピンポイントにここ!という所で動いている。もしくはもっとこう、手を強く握り締めたり敢えて脱力したりとか落ち着かない印象になりにくいんですよね。あくまで私個人の意見ですので的外れだったら申し訳ないのですが…


松村北斗

さあ、ついに!SixTONESトリは自担:北斗くんに飾って頂きましょう。正直私、彼のダンスはあまり好きではないんですね。友人にもよく言うのですが、どこかバタバタした印象なんですよ。近くに並ぶ事の多いジェシーくんのダンスが静かな事もあるんですが、何というか…シュッとしなければいけないダンスも振りが大きいし、無駄な動きがちらほら見え隠れするんですよ。どこまでも好みどストライクの北斗くんにひとつダメ出し(というより個人的願望)を挙げるなら「ダンス頑張れ!」という事でして。もちろん下手とかじゃないです。ただ担当だからって手放しで褒められるほど上手くはないかな、というだけで。でも少年たちを観劇していて、やっぱり変わりましたね。綺麗になったと思います。
それから北斗くんの声なのですが、舞台向きではないかも知れないという舞台が好きらしく北斗くんの声が好きな私からしたら悲しい発見をしてしまいました。樹くんにも似たような事を書いたのですが、すぼまった声というか…メディア向きなんでしょうね。響く声はしていないかな、と思います。ただ彼声が高いので、兄弟のシーンとかは聞き取りやすかったですね。
そう!やっぱり兄弟のシーン!私はこの1ヶ月間、「おにーちゃーん!」を聞く為に少年たちに通っていたというのが5割くらいに及びます。もちろん他のシーンも可愛いし格好良いし北斗くんはいつでも素敵なのですが、このシーンは特別可愛い!序盤の言動の不一致が可愛い!中盤殴り合いで入れたアドリブに翌日以降乗っかられてしまったのが可愛い!ふかほく兄弟ジャスティス!とまあ荒れ狂っていたのですが。あの写真を見たいが為に雑誌が発売される度本屋に走りましたね。ダンスクさん、ありがとうございます。菓子折り送りたい気分。
それから泣きの演技の部分ですね。「父親が危篤」というまあ火が出そうな程真っ赤な嘘を兄貴である深澤くんから伝えられるシーンです。北斗くんの泣きの演技自体は私自身元々好きな事もあって、1幕にも関わらず北斗くん…!と庇護欲掻き立てられまくるわ涙腺緩みまくるわ大変なのです。が!「俺達の父親が危篤なんだ…!」というセリフで一旦興醒め。だって看守長のセリフとほぼ一緒!もうちょっと表現変えられなかったんでしょうか。つーかそんなに焦るほど重い病気だったの?容態急変したの?いきなり病状も言わずに危篤って疑いませんか?深澤くんはなかなかのトンチキだかポンコツだかと聞いたので頭は良いはずの北斗くんに疑問を全てぶつけておきます。安心してください、次の「兄貴ぃ…」ですぐにまた入り込みましたから。北斗くんの声も演技もどストライク好みで良かった。一瞬で戻っていけますから。
それから何が可愛いって1幕頭の看守を茶化すシーン〜「俺達は上等」ですよね!何で警棒をバトンにしたの!?あああ脚本さんありがとうございます…!向井くんの言葉を借りて…ナイスパス北斗くん!そして私は「俺達は上等」という歌のド頭、
盗んじゃいない 借りただけさ
百年先会ったら返す
という歌詞の北斗くんが大好きです。だって一度警棒返したのに何でわざわざまた警棒取ったの…!帽子でもいいのに!ああ可愛い。取り返されたら一瞬で下がる所も可愛いですね。
他にも書きたい事は山程あるんですよ…!でもさすがに長くなり過ぎてしまうので別記事に持ち越しましょう。ああ、持ち越す内容が多過ぎる。SixTONESだけでどれだけ書いたんでしょうね…



さて、SixTONES全体としてはこんなものでしょうか。かなり長いですがこれでもざっくりと絞った方です。樹くんなんかはどこを絞っていいのかわからず、身も蓋もないような文章になりましたが…(絞り過ぎた気がします…)。次は北斗くんオンリーを書こうか、すのを書こうか、それとも少々真面目になってしまう2グループの私的関係性について書こうか悩みます。多分北斗くんオンリーはラストもラスト、忘れかけた頃になる気がします。だってここにこれだけ書いたんでね。温めて温めて、まだ書きたかったら思う存分ぶち撒けます。そうしましょう。